2026/9/29に実装された巡遊者、エリーについてですが、他の巡遊者に比べると特殊な要素が多いため、その基本的な性能の解説と自分で検証した結果の覚書になります。
エリーを使用したパーティの素質等の方は、別途パーティ編成記事を投稿していますので、そちらでご確認ください。
どちらがいいかは、正直なところエリーや水着ウィローの徽章状況に寄ります。
エリー自身の凸効果には特化1・特化2のどちらにも有効な効果を別々に所持しているため、優劣はないです。


エリー主力の性能
エリーは主力で採用、明らかにパワーが強いのですが、運用するにあたりその性能を理解しておかなければ記録の作成や徽章の厳選に影響を及ぼすキャラで、ステラソラでこれほど特殊な性能を持っているキャラクターは初めてだと思います。
エリーは、主力として採用した際に、特化1の場合はスキルダメージを、特化2の場合は印ダメージを出すタイプのキャラクターなのですが、その出し方と今までの巡遊者が持たないタイプの効果を素質に持つため、その前提条件を理解しておくことが必要になります。
特化1・特化2共通の注意点
各ビルドの最も重要な素質が、水属性の巡遊者が3人揃っていることで効果を発揮するように調整されているため、ティリアやナズナなどの他属性のサポーターを採用することは非推奨になります。
また、両ビルドの前提となる「愛のしるし」ですが、汎用素質「体の記憶」に愛の印をダッシュ(回避ではなく、回避ボタンを長押しして走る方)で3獲得するという、スタートダッシュに必要な素質があるため、よりダメージを出すには戦闘開始時もしくは開始前にダッシュを1回挟み、愛のしるしを3つ入手していることが必要になります。
愛のしるしはエリーの背面に浮かんでいる光の玉のことです。(この画像の場合、5個取得中)

エリーの特化1性能(スキルダメージ型)について
ざっくり言うと、エリーの特化1は主力スキル、スキルダメージ、スキル会心、必殺技レベル、汎用素質「粛清の大鉈」が必要になります。
エリーの特化1の性能は、コア素質「母の愛」に付与されている「愛の印の点灯数が上限に達している時、主力スキルで必殺技2段目「粛清」を発動できることと、その「粛清」のダメージをスキルダメージに変換する「お洗濯の心得」が特徴的なビルドになります。

そのため、メインダメージソースは以下の3つになります。
- 主力スキル自身のダメージ
- 通常攻撃、主力スキルに「お仕置き追加」で付与される氷刃のスキルダメージ
- 主力スキル発動時に付随で発動する「粛清」の必殺技ダメージをスキルに変換したスキルダメージ
そのため、通常の巡遊者であればスキルダメージやスキル会心に関する素質を取ればよいのですが、粛清の必殺技ダメージを変換する素質を持つため、スキルダメージ型であるのに、必殺技のレベルと汎用素質「粛清の大鉈」の影響を受けて大きくダメージが上昇します。
エリーの主要な「ダメージを与えるスキル」は以下の通りです。
- 主力スキル:692%×3(2,076)、605%×3(1,815)(7秒に1回)=3,893%
- 「おしおき追加」による氷刃のダメージ:318%×1 ※「ママの必需品」により1秒に1回発動するため、7秒の場合は2,226%
- 必殺技2段目「粛清」:1000%+「粛清の大鉈」による2段目が1349%=2,349%
主力スキル1回の7秒のサイクルの比率でみると、全体が8,468%、そのうち1割ほどが必殺技と「粛清の大鉈」によるダメージで、合算すると2割強程度になるため、この点はかなり大きいです。
ただし、必殺技ダメージをスキルダメージに変換する「お洗濯の心得」には「必殺技ダメージの上昇をスキルダメージの上昇に変換する」素質がないため、必殺技ダメージを上げても粛清のダメージが増えません。
エリーの特化1に付与されている「母の愛」「ママの必需品」、エリーの1凸効果「ヒナギクの家」にスキル会心率を上昇させる効果があり、水着ウィローの特化2と合わせると会心率が85%に達します。
そのため、徽章の厳選の際に、会心ダメージの重要度が上がり、会心率がエリーの無凸時は30%、エリーの1凸時は15%以上の会心率は100%をオーバーしてしまい無駄になってしまう点に注意が必要です。
特化1編成は前述のとおり「粛清」が重要で、効果説明文を見る限りは愛のしるしが消費されないため常に粛清が発動可能なようにみえますが、特化1の場合に限り「点灯」「消灯」状態が追加されており、粛清を発動するたびに点灯状態が消灯状態に切り替わっています。
この愛のしるしを5つ再点灯しないと粛清が発動しないようになっているため、遠距離で様子を見たりすると、粛清を再発動することができず、ボスの演出などによって攻撃できない時間がある場合は再点灯を待ってから主力スキルを発動する必要があります。
実際に戦闘した際の注意点として、粛清発動時に硬直が発生するため、回避の要求度が少し高いです。
挙動の動画を下記に張っておきます。
エリーの特化2性能(印ダメージ型)について
印ダメージ型は特化1よりもさらに特殊な挙動をします。
こちらはざっくりというと、印ダメージの主力はおしおきモード発動中の通常攻撃とそれに付随する華の印ダメージで、必要なのは通常攻撃レベルと印ダメージ、次点で必殺技Lvになります。
主力スキルをあげさげしても、華の印ダメージなどは増減しないため、恐らく主力スキルレベルは不要なはずです。
特化2は「断捨離タイム」により、必殺技1段目の一掃、通常攻撃が与える通常攻撃ダメージを印ダメージに変換します。

特化1と違うのは、愛のしるしを3取得して「パワフルママ」の効果でお仕置きモードを発動するタイミングで一掃が発動する、ということです。
これがどう影響するかというと、
- おしおきモードは必殺技発動中の15秒間の攻撃力バフを受けている効果中のこと
- おしおきモードを発動するには、必殺技1段目「一掃」の発動が必要。
- 必殺技1段目の一掃を発動するには、特化2のコア素質「ママの本気」の発動が必要だが、これに「愛のしるし」3が必要。
- そのため、開幕フルスロットルするには、汎用素質「体の記憶」を取得して開幕にダッシュを挟む必要がある。
- 2回目以降は、「ママのお手本」の効果によりおしおきモード終了時に自動で愛のしるしがマックスになるため、それ以降はオートで発動する。
という流れになります。
そのため、主力スキルの7秒間ごとに発動というより、一掃は15秒のお仕置きモードの間隔ごとに発動するため、特化1のスキルダメージ構成より一掃自体を打つ回数は少なく、おしおきモード中の通常攻撃を印ダメージとして与えるのがメインのビルドになります。
ただし、常時おしおきモードになって必殺技の攻撃力上昇効果を受けるのと、一掃のダメージ自体は無駄ではないため、必殺技レベル自体は必要です。
それと、断捨離タイムに「印会心-100%」が付与されているため、会心関係の素質は不要です。
また、通常攻撃ダメージバフを印ダメージに変換する上限ですが、260%→200% の変換に対して、エリー自身は180%程度のバフを持っており、80%程度の余裕があります。
現状、260%の上限に達するには、通常攻撃徽章2個+音符や、フリージアの前進的論証(120%*2が最大なので完全にオーバー)くらいで、水属性のロスレコには通常攻撃増加バフが少ないので、通常攻撃はある程度盛っても効果がある、という認識で良いと思います。
この点でも注意事項があり、「断捨離タイム」は素質レベルを上げることで「最大変換パーセンテージ」しか伸びません。
Lv5の時点で170%が上限のため、180%と音符の上昇分を生かすためにはLv6必要ですが、Lv7以上に徽章で上げることは、通常攻撃を大量に盛れる方法がないと無意味になる可能性があります。
また、通常攻撃Lvやダメージ倍率、子どもの守護者のLvをあげても印ダメージ徽章ほど劇的にはダメージが伸びないため、あくまで凍華・霜華の印そのもので与えるダメージが主軸と考えて良さそうです。
実戦でのダメージ検証
ここまでの前提知識を踏まえて、実際のダメージの影響を、幾つかの徽章で確認してみます。
ベースとなる記録は下記です。
特化1記録


特化2記録



ブレを少なくするため、戦闘は全てAUTO、開幕ダッシュで愛のしるし3は入れる、エリー以外の徽章はなし、水着ウィローの必殺は撃たないの状態で検証します。
各巡遊者の育成度は、エリーは全てスキルレベル4、ウィロー・トーナは支援スキル10です。
対象は水弱点かつ接待ありのS12ストンプクラブ。
特化1の徽章検証
・全徽章なし:25.8億

・以下の80徽章で主力スキル、スキルダメージ関連を強化:29.2億


・以下の80徽章で必殺レベルも強化:27.6億
必殺の影響もありそうですが虹スキルダメージ上昇の方が恩恵が強そうです。


・80徽章を外して、「粛清の大鉈」+2を装備:26.7億
1349%→1754% (+405%)なので、前述の8000%のうち5%程度、と考えると数値的にもほとんどそのまま上昇していそうです。


ぜんぶ外して必殺技ダメージ徽章30%:25.7億
全徽章なしのときとほぼ同じなので、必殺技ダメージ徽章は効果なさそう。


徽章は、耐性貫通、会心(100%を超えない程度)、主力スキル、粛清の大鉈>必殺技Lv 当たりの優先度になりそうです。
特化2の徽章検証
・全徽章なし:23.7億

・印ダメージ80%徽章1つ:30.7億
滅茶苦茶伸びます。


・通常攻撃Lv+3徽章:25億
伸びますが印ダメと素質についてる印攻撃の影響が大きそうなので、全部に乗る印ダメ最優先ですね。


・通常攻撃ダメ30%徽章:25.3億
これも結構伸びてます。通常攻撃ダメバフは、子供の守護者(60%)、ママの本気(40%*3=120%)で180%程度で、260%の変換上限までには80%程度余裕があると考えられます。
水属性のロスレコには通常攻撃増加バフが少ないので、印ダメージ以外にも通常攻撃を増加するロスレコの恩恵は受けれそうです。


・子供の守護者+3徽章:25.7億
伸びてはいますが単体なら印ダメを増やした方が良さそうです。


・体の記憶+2、母のまごころ+3:26.4億
汎用的な素質でも結構伸びそうです。


主力スキル+2:23.7億
主力スキルはこのビルドの印ダメには影響与えていないようです。
コア素質の数値を見ても変動していなさそう。


メインは強化通常攻撃の印ダメージとそれに付随する華の印ダメージなので、華にのる印ダメ+80%と、それには及ばないが通常攻撃ダメ関連と自己バフ素質は無駄なく活用できそうです。
徽章は、耐性貫通&印ダメが最優先。90徽章だと、子どもの守護者が印ダメ自体を上昇させるため影響が大きく、汎用素質でも良さそう。通常攻撃Lv、通常攻撃ダメージも貫通と印ダメに追加できるならよさそうです。
更新履歴
| 更新日 | 内容 | 備考 |
| 2026/10/2 | 初回投稿 | |
| 2026/10/3 1:20 | 通常攻撃ダメ30%徽章の部分と、特化2構成の末尾に通常攻撃バフの変換についての追記しました。 | |
| 2026/10/3 10:10 | 特化1の愛のしるしの「点灯」「消灯」状態について追記しました。 |


